この記事について
CloudFront経由でS3にアクセスするサイトを構築した際、
CloudFrontディストリビューションのTTL(※)を0に設定し、
S3にデプロイした内容が即時反映されるように設定する方法です。
※Time To Live:CloudFrontのキャッシュの有効期間
開発中の画面など、CloudFrontのキャッシュが不要な場合に設定しておきたい内容です。
ビヘイビア設定にアクセス
対象のディストリビューションをクリックします。
「ビヘイビア」タブから対象のビヘイビアを選択し、「編集」をクリックします。
方法1:キャッシュポリシーのCachingDisabledを設定
キャッシュキーとオリジンリクエスト項目の「キャッシュポリシー」を「CachingDisabled」に設定して保存します。(方法2と同じく、すべてのTTLが0に設定されます。)
方法2:カスタマイズ設定でTTLを0に設定する
キャッシュキーとオリジンリクエスト項目で「Legacy cache settings」から「Customize」を選択し、すべてのTTLを0に設定します。
手動でキャッシュを削除する
上記方法で設定している内容を手動にて単発で実行する方法です。
CloudFront > ディストリビューション > 対象のディストリビューションを選択。
「キャッシュ削除」タブから「キャッシュ削除を作成」をクリック。
オブジェクトパスには削除するパスを指定します。
今回はすべてのキャッシュを削除したいため、/*
と入力し、「キャッシュ削除を作成」をクリック。
ステータスが「完了済み」になったらキャッシュの削除は完了です。
参考記事
マネージドキャッシュポリシーを使用する - Amazon CloudFront
独自のキャッシュポリシーを作成および管理する代わりに、Amazon CloudFront のマネージドキャッシュポリシーを使用する方法について説明します。
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